PCネットワーク
企業に於けるパソコンの上手な利用法
皆様が日々当たり前の様に使用しているパソコンですが様々な業種によって使い方は千差万別です。
しかし、全ての業種に共通して言えるパソコンの利点は「情報・資源を共有できる」事です。
その方法としてLAN(Local Area Network)を構築する方法があります。
データ共有・プリンタ共有・インターネット回線共有の仕組みをご理解頂ける様、必要な機材・設定をご説明します。
@パソコン同士の接続
まずはパソコン同士を物理的に接続しなければなりません。
その為に必要なのが「LANケーブル」になります。
ケーブル差込口(ジャック)は最近のパソコンには標準装備されているので差込むだけでOKです。
ケーブルについては色々な種類がありますが今の規格であれば「カテゴリー6のストレートケーブル」がベストです。
Aケーブルの接続
各パソコンから出てくるケーブルは通信できるように繋げなければなりません。
その為に必要なのがHUB(ハブ)と呼ばれるケーブル集積装置になります。
これにケーブルを繋げば物理的な接続が完了します。
インターネット回線共有をするのであればモデムもHUBに接続しましょう。
ネットワークプリンタも同様に接続すればOKです。
Bパソコンの設定
物理的接続が完了してもすぐには通信出来ません。
接続されたパソコンが誰であるかを認識させなくてはなりません。
その為に各パソコンにIP(Internet Protocl)と呼ばれるパソコンの認識コードを設定します。
LAN内パソコンの住所の様な事から認識コードをIPアドレスと呼びます。
詳細については割愛させていただきますが、ここでネットワークのグループとIPアドレスを各パソコンで設定すれば
LANの完成となります。
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C更なるLAN環境の活用法
資源の共有はもちろんですが、社員の業務管理・情報管理を行えれば更なる業務効率UPができます。
その方法として「グループウェア」と呼ばれるソフトの運用をお奨めします。
「グループウェア」とはLANを活用して情報共有やコミュニケーションの効率化をはかり、グループによる
協調作業を支援するソフトウェアの総称です。
主な機能としては、グループ内のメンバー間および外部とのコミュニケーションを円滑化する電子メール機能、
メンバー間の打ち合わせや特定のテーマについて議論を行なうための電子会議室機能、メンバー間の
リアルタイムな打ち合わせに利用されるテレビ会議機能、グループ全体に広報を行なう電子掲示板機能、
メンバー間でスケジュールを共有するスケジューラ機能、アイデアやノウハウなどをデータベース化して共有する
文書共有機能、稟議書など複数のメンバーで回覧される文書を電子化して流通させるワークフロー機能などが
あります。
上記の様にLAN環境によって様々な利点があります。
LANやグループウェアによる最大のメリットは「全員が同じ情報を共有して同じ方向性をもって業務を遂行できる」
事です。
LANを検討されている、又はLAN環境の改善を検討されている企業様へ参考になれば幸いです。
詳細につきましてはお問合せ願います。
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